samedi, septembre 23, 2006

TOHU




昨日はフランス語のクラスのアクティビティとしてTOHU というところへ社会見学に
行きました。TOHUとは、日本でも有名なシルクドソレイユを始めとした企業がスポンサーの非営利団体でモントリオールの北東の地域(ちょっとさびれてる)を「アートの街」にしていこうと再開発を進めています。敷地内にはシルクドソレイユのオフィスもあるし、サーカスの学校もあります。

で、今回訪れたのはサーカス学校の生徒(卒業生?)がパフォーマンスをする
劇場と、隣接するリサイクル工場です。
なぜにリサイクル工場があるのか・・・それはフランス語の説明だったため
聞き逃しました。。。(と言うより理解できなかった・・・)

まずは素敵な建物の中に・・・目を引いたのが写真にあるオブジェ!!
天井から様々な大きさの球体がぶら下がっていて
その中に小さい人形がいるの!
プラスティックかクレイか・・・とにかくカワイイ!!
すごく精密に作られています!

ガイドさんに連れられてTOHUについての説明を受け
劇場内を見学し、そしてリサイクル工場へ。

この工場見学、かなりショッキングだった!!
話には聞いていたが・・・

なんと手作業でリサイクルごみを分別しています。
日本のように「今日はビンの日、缶の日、新聞の日」とかはなく
リサイクル対象のものはみなにグリーンボックスにいれて
全て同じ日に回収されるのね。

だから回収されたものをビン・缶・紙・プラスティック
分けなければいけないわけ。
(おまけにビンなんて透明ビンと色つきビンでも分けるのです)
そしてリサイクル対象にならないもの(例えばプラスティックバッグ)は
燃えるごみへとこれまた分別しなければいけないの。

その分別工程をすべて手作業でやっていたのだ!

おまけに臭い!

きっと働いている人は「なんでちゃんと洗わねーんだよっ!」って思っているはず。
「これはリサイクルじゃねーよっ!」とも分けながら怒っているはず。
いや、もしかしたらこの気の遠くなる作業をするためには
何も考えないようにしているのかもしれない・・・

これはひどい、と思いながらも
日本はリサイクル徹底してるな~と思い直した。
実家の地域なんて色つきの紙・白い紙で分けなくちゃいけない
くらい厳しかった。そう思うとここはまだまだ人々のリサイクルに対する
意識が低いのかもしれない。今の世の中それじゃいけない気がする。

これからはきちんと洗って乾かして、グリーンボックスに入れなくては。
そしてリサイクル対象にならないものは燃えるごみで捨てなくちゃ、と
強く再確認させられました。

2 commentaires:

Anonyme a dit...

Quoi???
手作業なの???リサイクルの分別・・。
日本のリサイクルもあれすごいよね。
友達の地域は当番の人が全てのごみをチェックして、リサイクルになるものがほんの一片でも含まれてたら受け取ってもらえないとか・・・。
うちは大型焼却炉なので、プラスチックは燃えるごみだったよ。
それにしてもなぜ手作業なのか・・・。

kaorin a dit...

そう、なぜか手作業なの!
機械じゃそこまで分別できないのかも・・・
ベルトコンベアにのってきたごみを
手で分けてたよ。

ここも日本のようにもう少し徹底すれば
いいのに、って思う。
せめて紙類とそれ以外を別の日に回収するとかさ。それくらいはできると思うんだよね。

お金持ちの市はね、大型焼却炉があるからプラスチックも燃やしちゃえるんだよ(たぶん) 鎌倉市はお金なさそうだからね・・・
市民が分けないとだめなのよ~