私が住んでいるアパートはTriplexといわれる
1つの建物に3つのアパートが入っているところです。
3階建てでそれぞれの階に1世帯ずつ住んでいます。
うちは3階なのですが、玄関は2階にあります。
2階は大家さんのお母さん
1階は大家さんのお兄さんが住んでいます。
大家さん本人は郊外に住んでいます。
この2階のお母さんはバリバリのケベコワーズ。
なんでもプラトーにはもうかれこれ60年住んでいるとか。
このお母さんのフランス語もものすごいアクセント付(笑)
言っていることの半分も分からないのですが・・・
それでも何故だか会話は成立しています。
彼女は私をとても気に入ってくれています。
おそらく私がフランス語が分からずとも挨拶だけはきちんとしたり
めちゃくちゃながらもフランス語を話そうとする姿勢を
気に入っているのだと思いますが。。。
で、今日も2階で立ち話をしていたのですが
突然『そうだ、スパゲッティって食べる?』って聞いてきたので
食べますよ、と答えると・・・お手製のソースをおすそ分けしてくれました。
容器の蓋には④の数字。何かと思えばミートボールが4つ入っている、
という意味だそう。他にも3つ入りや5つ入りなど分けて冷凍しているみたい(笑)
こーゆー、ご近所からのおすそ分けなんて日本でもなかったのに
まさか外国にきてもらうことになるとは思ってもみなかったです。
都会だと同じところに何十年も住む人が減り
このプラトーも入れ替わりが激しいそう。
もちろん隣のひとが何をやっているかなんて分かりません。
お互い干渉せず、が都会のやり方なのでしょう。
余計なことに口出ししてトラブルに巻き込まれたくない、と
思うのは当然のことだと思います。
でも、こういう近所づきあいする文化・風習がなくなってしまうのは
寂しいことだとも思います。袖振り合うも他生の縁、たまたまこのアパートに
住むことになったのも、このお母さんに出会ったのも何かの縁でしょう。
私は運よくご近所に恵まれているので
ここに住む限りは仲良くお付き合いをしていきたいと思います。
mercredi, avril 25, 2007
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